なぜ今“言葉の力”が求められるのか

説明会でお話する内容の抜粋版です。

超加速度変化の時代×不確実な未来

出産を機に

「どんな子育てをしよう?」
「私が小さい頃の教育だけでは
 なんとなくダメな気がする」


そんなことを思い
「これからの時代に求められること」
についてかなり調べました。
有識者の方に話を伺ったり、講座を受講したりと
自分の子どものことになるととても真剣になりますね(笑)


調べていく中で
ある数字に出会い衝撃を受けました。


約半数というのは結構インパクトのある数字ですね。

これは何の数字でしょうか。

なんと2050年までに現在ある仕事の47%は
AIに代替されてしまうというのです。

論文が発表された当初
世界中に衝撃が走りました。

しかし

こちらの論文を執筆したマイケル・オズボーン教授によると
本当に伝えたかったことは

・仕事に求められるスキルが変わってくる
・AIと共存していくことで新しい仕事が創造される


ということ。

つまり、
そこまで悲観的に捉えることはないんですね。

この結果を見てワクワクする人もいるほどです。

こうした変化に柔軟に対応していき
変化することをとにかく楽しみ行動することで

新しい価値(仕事)を創造していく人間が
AI時代をリードしていくのでしょう。


教授は具体的なスキルについて

以下のようにまとめています。


要するに、

「正確さ」「器用さ」「早さ」こうしたことは機械が得意なので
どんどん代替されていくということです。

レジの無人化や、車の自動運転、宅配サービスなど
AIは私たちの生活にすでに入り込んでいます。


一方

「対人間」のお仕事に関しては
やはり今まで以上にコミュニケーション力が求められる

ということです。

2020年度教育改革では「ことばのチカラ」がカギ

こうした時代の変化を受け、2020年度より新学習指導要領がスタートしました。

「英語教育」や「プログラミング教育」が

大きな変化と受け取られがちですが

学び方が大きく変わることにぜひ着目いただきたいです。


キーワードは

主体的・対話的で深い学び

です。


つまり

「ことばのチカラ」がカギとなる

ということです。

私はこれを初めて聞いたとき

「学校教育が変わるのであれば
コミュニケーションは公教育に任せられるかも」

と淡い期待を抱きました。


しかし

現場の先生に話を伺うと問題点が浮き彫りになってきました。



主体的・対話的学びの問題点とは?

自分の気持ちや考えを言葉にする
話を聞いて判断する
話し合いをして意見をまとめて発表する
こうしたチカラのある子どもがとても少ない

といいます。


この状態では

いくら「主体的で対話的で深い学び」を追求した授業を行っても

形だけのものになり

深い学びは得られません。


まずは

あらゆるチカラの土台となる「ことばのチカラ」を身に着けることが

最重要事項だということです。



ことばキャンプでは何ができる?

ことばキャンプでめざしているのは、

自分を尊重し相手も尊重するコミュニケーション力。

7つのチカラのトレーニングで身につけていきます。


7つのチカラとはなんでしょう?

具体的に説明します。

度胸力ー恐れずに言うチカラ

度胸力とは、

思い切って何かを言う勇気


度胸力が求められる場面は、大きく分けて2つあります。


一つは、緊張する雰囲気の中で話すとき

初めての人に話すときや、
店員の方など大人に何かを頼むとき、
また人前で発表するときもドキドキします。


そのドキドキは、

何度もそういう場を経験することで少なくなります



もう一つは、言いづらいことをあえてはっきり言うとき。

いじめや不当な扱いを受けたときに

「やめてく れ! 」

「いやだ!」

とはっきり言うのは、勇気がいります。

しかし、正しく自分を認めてもらうため、
そして自分の誇りを損なわれないようにするための
自己主張は大切です。


暴力ではなく自分の身を守るすべは、
勇気をだしてこと ばで伝えるチカラをつけることです。

論理力-話を組み立てるチカラ

論理力とは、

プツンプツンと途切れた話し方ではなく、
筋道の通った話し方ができる力


「何をしたいのか」

「何を伝えたいのか」


自分をみつめて言いたいことをはっきりさせる。
相手 に誤解されないようにするために、
言いたいことを考えて、
整理して話す練習をしていきます。


相手の話をうのみにしないで、自分のフィルターを通して考え、
判断する力をつけることは、
人が 自立して生きていくためにも必要なことです。 

理解力ー話を理解するチカラ

理解力とは話を理解する力です。

音として聞き流すのではなく、
相手の話を理解しようとして聞く力。


学校で先生の話をしっかり聞くことができないと、
授業がわからなくなって嫌になったり
連絡事項のモレ や忘れ物も多くなったりしてしまいます。


学習面に支障をきたすだけではなく、
将来社会に出て仕事をするうえでも、
豊かな人間関係を築くためにも、
人の話をよく聞いているかどうかは、
人生に大きく影響してきます。


豊かな人間関係を築くのが、聞く力。

聞くチカラは豊かな人間関係を作っていくうえで
欠かせない、コミュニケーションの要
です。


人の話をよく聞く人は人間関係がうまくいきます。
なぜなら人は自分の話を聞い てくれる人を好むからです。


相手を思いやるコミュニケーションを
「理解するチカラ」で身につけていきましょう。



応答力ー受け答えするチカラ

応答力とは、受け答えする力。

あいづちを打ったり、質問したり、
「そうだね」と共感したり、
ことばや態度で人の話に反応する力のことです。


ただ黙って聞くのではなく、
相手の話に何らかのことばを返してこそ、
コミュニケーションが発展します。


何を言っても何も反応がないと
そこで会話はス トップしてしまいます。


相手のノリがよかったり、
うれしい反応をしてくれると
「もっと話したいな」と思います。


応答力があるからこそ、会話が楽しくなり弾むのです。

語彙力ーことばを知るチカラ

語彙力とは、ことばを知る力。
語彙力は表現力のベースになります。

たくさんの語彙があると、
豊かな表現ができます。


感想を聞いても、いつも
「楽しかった」
「嬉しかった」
では、表現が乏しく、
どれほど楽しかったのか、
どんなところがどのようにうれしかったのか
相手には十分伝わらず、良好なコミュニケーションが築けません。



子どもの語彙を増やすには、
本を読んだり、
ことばに興味を持つこと。



「勉強」として
ことばを覚えさせることに躍起になるよりも、
楽しいゲームをしたりお話したりしながら、
ことばを増やしていくのがおすすめです。


子どもは遊びのなかで学びます。


教え込むよりも、
楽しいからどんどん覚えるというサイクルで
語彙力をアップしていきましょう。



説得力ー理解してもらうチカラ

説得力とは、
話したいことを伝わるように話す力。
効果的に伝える実践的スキルをさします。


理解される伝え方は、相手があってのこと。

「相手にどう伝わる か」

について考えながら話すことは大切なことです。


言いたい ことの優先順位を考えて順番に並べたり、
あいまいな表現でなく数字を使うなど、
大人でも必要なスキルです。



子どもと説得力、なんて遠い関係に思えるかもしれません。

しかし、相手に受け入れてもらえるように話せるかどうかは、
子ども社会で生きていくカギになります。


相手に上手にことばで伝えられる子は一目置かれ、
友だちとの関係がうまくいきます。


子ども社会の中で気持ちよく暮らすためにも、
ことば力をつけていきましょう。

プレゼン力ーアピールするチカラ

プレゼン力とは、
ことば以外のノンバーバル(非言語 )の
表現力のことです。


顔の表情

しぐさや口調、

話の早さなど声の 出し方、

姿勢、

伝え方の工夫

そして笑顔!



ことば以外の表現力は、
ことば以上に相手の印象を左右します。


声や顔の表情、
小道具での演出など
ことば以外の表現方法についても
意識していきましょう。

7つのチカラが楽しく身につくのがことばキャンプ

ことばキャンプでは
先ほどの7つのチカラをカリキュラムに落としこんだプログラムで
毎年多くの子どもたちがことばのチカラを伸ばしています。


選ばれる特徴は3つです。

特徴①グループレッスン

ことばキャンプとは
自分も相手も大切にしながら、
人と関わる力を育むプログラム
です。


その子単体の力を伸ばしていくだけではなく、
相手との関わりも学んでいきます。

そのため
少人数のグループレッスンで行います。



特徴②スモールステップ

お子さんによって
成長のスピードや気になりどころは本当にそれぞれです。

そのため
一律に同じ指導をするのではなく
子ども一人ひとりに合わせた
スモールステップでトレーニングをしていきます。



特徴③ゲームで楽しく

まるで遊んでるみたい
と言われるワークです。

しかし
どのワークにも狙いがあります。


楽しくなければ伸びません。

楽しくなければ続きません。

楽しみながらしっかりとチカラをつけていきます。


効果はあるの?

まずは、どんなお子さんがよく通われているか?

主なものをまとめたものが以下です。


大人でも悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

毎月嬉しい声がたくさん届きます!

まずは体験レッスンへ

「子どもにやってみせたいが行きたがらない…」

「子どもが嫌がるかもしれない」

「レッスンが子どもに合うかわからないから不安」

「どんなレッスンかを知ってから検討したい」


そんな不安はごもっともです。

ぜひまずは体験レッスンへお申し込みください。

通常レッスンのお子様と一緒に体験いただけますので

ぜひ体感してゆっくりご検討ください。


クラス定員に余裕があまりないため
体験レッスン後に勧誘するといったことは
一切ないのでご安心ください。


ぜひ気軽にお越しください。

お話できることを楽しみに待っています。


↓問い合わせはこちら

yoko.kubokawa@gmail.com

※お子様の学年とお悩みの点などを記載いただけますと
  案内がスムーズです。