言葉をたくさんストックする

「考えるために必要なモノとは」



私たち人間は

日々当たり前のように考え

行動しています。


この「考える」という行動に必要なものが

言葉

です。


言葉があるから
思考できるのです。


たとえば

「私たち人間はどこからきたのか」

について考える際

「私たち」「人間」「どこ」「きたのか」

といった言葉をもっているために

この問いに対して

思いを巡らすことができるのです。



さらに

語彙が豊富であれば

多面的に複合的な視点で物事を思考できるために

深い洞察力や思考力につながります。



ということは

言葉をもたないと

視野が狭くて浅い思考の持ち主

になってしまうということです。



豊富な語彙力のある人は
コミュニケーション能力にも長けています。

ある行為や事象に対して

様々な表現方法ができるというのは

大変大きな強みです。

多くの人を惹きつけます。




このように

言葉のストックが沢山ある人は
自身の深い思考力と
高いコミュニケーション能力から
満足度の高い人生を歩んでいくことができるのです。



小さい頃の絵本の読み聞かせが重要と言われるのは

この「言葉のストック」が

楽しくできてしまうからです。


フラッシュカード等で

言葉を増やす人もいるようですが

実際に使われている場面・文脈で

勝手に言葉を覚えてしまうので

絵本は大変有効なのです。


たとえば

「自由」

について皆さまはお子様にどう説明しますか?


辞書によると

「他からの束縛を受けず

自分の思うままにふるまえること」

とあります。


こうした抽象語は

字面で説明するのは大変難しいのですが

絵本の中で出てくると

すんなりと理解してしまうのです。


たとえば

「ココシャネル」さんの伝記には

「ファッションで女の人を自由にした人」

とあります。


ココシャネルは

男性目線の「女性らしいスタイル」から、

女性目線の「自分らしいスタイル」へ

服で女性を自由にした女性です。


「自由」は他にも文脈によっては

様々な意味をもちますね。


文脈で理解をすることで

自分でもその言葉を使えるようになります。


理解をしていないと
アウトプットができません。


よく英単語を字面で覚えてもすぐに忘れてしまうのは

「使える言葉」として

体にしみ込んでいないからです。


ぜひ絵本の読み聞かせを通して

親子で体感してみてください。





最後に

言葉のストック方法をまとめます。



【言葉のストック方法】

1.絵本の読み聞かせ(←インプット)

2.親子での会話(←インプット&アウトプット)

3.手紙を書く(←アウトプット&定着)


「書く」というのは
「聞く」「見る」「話す」「書く」

の4技能の中で最も難度が高いものです。


まずは耳からインプットをして

沢山体に言葉をストックし

アウトプット量を増やしていきましょう!






ことばキャンプ 立川教室

★ことばの力でコミュニケーション力を総合的にあげる教室です★先の見えない時代において、今こそ身につけておくべき最強の武器ーそれは「ことばのチカラ」です。自分の伝えたいことを自分の言葉で相手にわかりやすく伝達する力や相手と上手にコミュニケーションをする力は、AI時代にこそ求められるものです。トレーニングをすれば誰でも上達します。楽しみながら、お子様の一生の武器となる力を育んでいきませんか

0コメント

  • 1000 / 1000