ことばのチカラを伸ばすために家庭ですべきこと①

話す力や聞く力、伝える力をつけるために必要なのは
トレーニングですが

トレーニングをするために必要なことが
力を伸ばすための土台作りです。

どんなスポーツでも勉強でも
基礎基本の習得と繰り返しが必須です。


では、
ことばのチカラを伸ばすための土台作りとして
家庭ですべきこととは何でしょうか?


それが

①絵本の読み聞かせ(読書)
②親子での様々な内容の会話

です。


しかし共働きが増えた昨今
ゆっくり子どもと話をしたり
絵本の読み聞かせをする時間がない
のも事実です。

そこで
忙しい親御さんでもできる
家庭でのことば力の鍛え方の紹介です。

本日は①絵本の読み聞かせについて書きます。


①絵本の読み聞かせ

1.絵本を100冊常に家にある状態にする
2.朝と夜に必ず読んで毎日5冊を目指す
3.絵本を欲しいと言われたら必ず購入する
4.「読んで」と言われたら拒否しない。1ページだけでも読む。
5.10歳になるまで親の読み聞かせを続ける


1.絵本を100冊常に家にある状態にする

”自分の周りに絵本が当たり前のようにたくさんある状態”
この環境を作ります。

この環境がまず大切です。

そして
気に入った絵本は

期限なく、気を使うこともなく、いつでも繰り返し読める

状態にしておくことが重要です。


子どもは気に入った絵本は何度も何度も読みます。
図書館の絵本でもよいのですが
この”繰り返し”の機会が奪われてしまうのがもったいないのです。

何度も読むことで
そこから子供たちは多くのことを自ら学んでいます。

※どんな本がよいか?はブログにて紹介しております。



2.朝と夜に必ず読んで毎日5冊

毎日読む冊数と時間帯を決めておくと
習慣がしやすくなります。

まずは親が習慣を作っておくと
子どもは勝手に読むようになります。

最初はやや大変ですが
慣れると
朝の読み聞かせは、気持ちのいい目覚まし時計代わりになりますし
夜の読み聞かせは、スーッと眠りにつく子守唄になります。



3.絵本を欲しいと言われたら必ず購入する

おもちゃは買ってくれないのに絵本なら買ってくれる

子どもはこんなことを学ぶと

本屋に行くのが楽しくなります。

そこでたくさんの本から選ぶ
という行為も1つの学びです。

ぜひ、絵本は惜しまず買い与えてみてください。




4.読んでと言われたら拒否しない。1ページだけでも読む


忙しい時に限って「読んで」と言われて顔をしかめたくなるのですが…

ここは本好きになるチャンスなので

ぜひ拒否せず少しだけでもいいので読んであげてください。

数ページでも読んであげることで
子どもの満足度は全然違います。



5.10歳になるまで親の読み聞かせを続ける


小学生に入ると、急に絵本の読み聞かせを辞めてしまう人が多いようです。

しかしそれがもったいない!

大人になっても読書好きになるかどうかはここにかかっているようです。

幼児頃よく読んでいたのに
小学生になったらゲームばかりになってしまった

というのは読み聞かせを辞めてしまったから。

ゲーム好きでも本好きのままであってほしいとねがうなら

ぜひ続けてください。



いかがでしたでしょうか^^

親も楽しみながらぜひ続けていきましょう!







ことばキャンプ 立川教室

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